〇春分の日〇
太陽が真東から昇って真西へ沈み、昼と夜の長さが同じになる日。
今年は3月21日が春分の日ですね。そこで今回は春分の日に食べるものについて
調べてみました!
〇ぼたもち
春分の日を中日とした春のお彼岸には、「ぼたもち」を食べるのが一般的です。
なぜぼたもちなのかというと、ぼたもちを包むあんこの原料は「小豆」です。
古くから赤い小豆には「魔除け」の効果があるといわれています。
また、「五穀豊穣」を象徴する餅は、折々の行事で食べられていましたが、甘いものが貴重だった
時代、ぼたもちは高価な食べ物でした。
そのため、お祝いの席や客人を招いたときにも出され、ご先祖様にも供えるようになりました。
こうして先祖供養をする春のお彼岸にぼたもちを食べる習慣が根付いていきました。
〇おはぎとの違い
餅をあんこで包んだ食べ物には「おはぎ」がありますが、これはぼたもちとほぼ同じものです。
ぼたもちは春の花「牡丹」から名付けられ、おはぎは秋の花「萩」からおはぎと呼ばれるように
なりました。
※現在はあまり区別されませんが、春に食べるものが「ぼたもち」、秋は「おはぎ」と
呼びわけ区別していました。