病気といえば「がん」を思い浮かべる方も多いかと思います。
今回は、がんとはどのような病気なのか詳しく解説いたします。
なぜ「がん」発生するのか?
人間の細胞の数は何個であるかは推定することしかできませんが、約60兆個または約37兆個の数十兆個の細胞でできているといわれており、細胞分裂によって日々生まれ変わります。
古くなると新しい細胞に更新されますが、中には何かの原因で正常にコピーがされず、コピーミスが起きてしまうことがあり、それが、がん細胞です。
コピーミスでできたがんは、通常は体内の免疫細胞に攻撃されて、排除されます。
しかし、時に排除がうまくいかず、がん細胞が生き残ってしまう場合があります。がん細胞は無制限に増え続けてしまうので、長い年月をかけて増殖すると、血液やリンパ液の流れに乗って体のあちらこちらに広がってしまうのです。
上皮内がん(上皮内新生物)とは??
遺伝子に傷がついた異常な細胞のうち、上皮内に留まっているものを、上皮内がんといいます。
主に7つの臓器(食道、大腸、肺、皮膚、乳房、子宮頸部、膀胱)において、がん細胞が表面の上皮に留まっているものを指します。
上皮には、血管やリンパ管がほとんどなく、上皮に留まっている限りは転移することはほぼありません。
がんの種類によって治療の方法も異なりますが、完全に切除できれば、再発の可能性もほぼありません。
※がんの種類によって、基底膜を超えても転移しないことがあります。
がん治療を困難にする3つの特徴
- 浸潤:分裂と増殖を繰り返していく中で、周囲の組織に染み込むようにじわじわと広がっていく
- 転移:血管やリンパ管にがん細胞が入り込み、全身へと移動し、離れたところでがんが成長する
- 再発:一度切除しても、微細ながん細胞が残っていると再び増殖したり、別の場所に出現する
がんのリスク?
がんのリスクは年齢とともに高まります。
日本人に多いがんは?
〇胃がん(男性2位 女性4位)
塩分やピロリ菌が最大の危険因子とされ、塩分の多い食事を好む日本人に多くみられます。現在50歳以上の人の多くはピロリ菌に感染しているといわれているので、要注意です!
〇肺がん(男性4位 女性3位)
喫煙者が肺がんになるリスクは、非喫煙者と比べて5~20倍ともいわれています。初期には自覚症状がほとんどありませんが、あっても咳や痰など風邪の症状に似ています。
〇大腸がん(男性3位 女性2位)
40歳以降から増え始め、高齢になるほどリスクが高くなります。初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行すると血便や便秘、下痢を繰り返すなどの症状が現れます。
〇乳がん(女性1位)
女性に最も多いがんで、乳房の乳腺組織にできます。がんが5mm~1cmくらいの大きさになるとしこりとして触れたり、乳頭からの異常分泌、乳頭や乳輪がただれるなどの自覚症状が現れます。
〇子宮がん(女性5位)
女性特有のがんで、子宮の奥(子宮体部)にできる「子宮体がん」と、子宮の入り口(頸部)にできる「子宮頸がん」があります。いずれも初期には自覚症状がほとんどありません。
〇前立腺がん(男性1位)
男性特有のがんで、50歳前後から増え、高齢になるほどリスクが高まります。初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行すると尿が出にくい、尿の回数が増える、排尿後の残尿感などの症状が現れます。
〇肝臓がん(男性5位)
ほとんどはB型・C型のウイルス性肝炎によるものですが、アルコール性肝障害や非アルコール性脂肪肝炎から発症することもあります。慢性肝炎から肝硬変へと進み、肝臓がんを発症します。
早期発見・早期治療が大切
がんの診断や治療技術が進歩したことにより、早期発見され、適切な治療ができていれば完治を望めるようになってきています。
一方で、がんが進行して見つかると治療が難しい場合もあるため、がん検診などで早期発見し、早期治療を開始することが大切です。
近年では自宅でもがんのリスク検査ができる「N-NOSE」などのがんリスク検査キットがあります。
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