One Light News

One Light News 2024.02

暦の上では春となりますが、まだまだ寒い日が続いておりますので、体調など崩されませぬよう、どうか暖かくしてお過ごしください。

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さて、2月といえば節分がありますね!

節分は「季節を分ける日」であり、年の数だけお豆を食べたり、恵方巻を食べたりする習慣があります。そんな節分の習慣だけでなく、日本全国には他にも2月に食べる郷土料理があり、今回は、そのいくつかをご紹介いたします!

 

そもそも郷土料理とは

その土地特有の食材を使った昔から伝わる伝統的な料理のことです。

 

日本は、南北に長い土地、海に囲まれた島国であるため、ちいkによって気候や自然環境がさまざまです。

四季の変化もあるため、旬の食材など色々な食材に恵まれています。また、地域によっては独自の進行や風習、行事などもあり、これらのさまざまな要因が結びつき、各地の郷土料理が生まれたといわれています。

 

2月(如月)に食される代表的郷土料理

〇新潟県「わっぱ煮」

杉を曲げて作った“わっぱ”に焼いた魚とネギを入れて、お湯を注ぎ、焼いた石を落とし、煮たったところでミソを溶き入れる豪快な料理。メバル・カワハギ・アブラコなど旬の魚を使います。

 

〇栃木県「しもつかれ」

無病息災の行事食。鮭の頭、大豆、おろした大根、にんじん、油揚げなどの材料を煮込んだものに酒粕を入れ、最後に味を調えてできる料理。栃木県では、栄養豊富な保存食として作られています。

 

〇高知県「つわずし」

3升も飯の入る箱に、つわぶきの葉を敷いて、寿司を重ねて作られます。この大きな箱は、「おしぬき」という縁起物で、大きな型を抜き取ることから厄抜けなどの席では、「厄が抜けた」といって喜ばれるそうです。

 

〇佐賀県「のっぺい汁」

里芋、ゴボウ、こんにゃくなどが入った具だくさんな汁物です。

 

〇青森県「じゃっぱ汁」

青森の冬を代表する魚の鱈のジャッパ(アラ)と、大根、白菜、ネギなどの野菜をしおやミソで煮込んだじゃっぱ汁は、体の芯から温める冬には欠かせない料理です。

 

〇熊本県「ぶえん寿司」

ぶえんとは無塩のことで、新鮮な魚のことをいい、とりたての魚を酢でしめて、ごはんを混ぜたほんのり甘い寿司は天草ならではの味です。