One Light News

One Light News 2025.08

例年以上に暑い日が続いておりますが、お健やかにお過ごしでしょうか。

まだまだ猛暑が続きますので、くれぐれもお身体を大切にお過ごしください。

 

さて、8月といえば、全国各地でお祭りや花火大会など、夏のイベントが盛りだくさんです。

そんなイベントでの楽しみのひとつは、屋台グルメですよね✨

その中でも、わたあめは定番の人気メニューです!

そこで今回は、意外と知らない“わたあめ”についてご紹介いたします!

 

 

わたあめの発祥は、1897年、アメリカのテネシー州です。お菓子の製造業者だったウィリアム・モリソンとジョン・C・ウォートンが、「天使の綿毛」という意味の『Fairy Floss』という名称で、世界初の電動わたあめ製造機を作りました。発明者の一人であるウィリアム・モリソンは歯科医でもあったため、歯のお手入れに使われるFlossを取り入れた名前になったと言われています。

1920年代に入ると、アメリカ全土でわたあめ製造機が普及し、お祭りやカーニバルの定番お菓子となりました。この時期には「わたあめ(Cotton Candy)」という名前も一般的に使われるようになりました。

ちなみに、フランス語では「barbe à papa(パパのひげ)」と呼ばれており、サンタクロースのような白くてふわふわのヒゲがイメージされているのかもしれません。

日本では、初めて導入されたのは、20世紀初頭と言われています。アメリカで発明された1897年から、約20年後にわたあめ製造機が日本に持ち込まれました。当時の日本では、西洋の文化や技術が急速に取り入れられていた時期であり、わたあめもその一環として紹介されました。

 

わたあめを作るには、「ザラメ糖」を使います。そのザラメ糖がわたあめに変化する過程には、“状態変化”が関わっています。状態変化とは、物質が圧力や温度の変化により固体や液体、気体に変化することです。例えば、氷が水に、水が水蒸気にという変化です。

まず、ザラメ糖を加熱し、固体から液体に変化させます。その後、液体化した砂糖を高速回転させ、空気中に放出することで再度冷却し、繊維状(個体)に状態変化させているのです。その結果としてできるのが、わたあめです。

 

主な味の種類

・定番フレーバー:イチゴ、メロン、ラムネ、ぶどう、レモン、バニラ

・その他:マンゴー、パイナップル、コーラ、ハニーレモンなど