近年スマホを使って、いつでもどこでもインターネットで、どんなことでも調べられるようになり、出先で自動車やバイクの事故や故障などが起きた際に、インターネットで検索して見つけた業者に連絡をすることが増えてきています。
しかし、全国の消費者センター等には「インターネットで検索したロードサービス業者に依頼したところ、事前に説明のなかった高額な費用を請求されて」などの相談が寄せられているそうです。
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そこで今回は、トラブルの特徴、事前に防ぐにはどうすればいいのかをご紹介いたします!
*PIO-NETにおける
「インターネットサービスで依頼したロードサービス」に関する相談件数の推移
*PIO-NET:パイオネット(全国消費生活情報ネットワークシステム)とは、国民生活センターと全国の消費者センター等をオンラインネットワークで結び、消費生活に関する相談情報を蓄積しているデータバースのこと。消費生活センター等からの経由相談は含まれていない。
引用元「国民生活センターホームページ」
トラブルの特徴①
インターネットのサイトや広告を見てロードサービスの格安業者に作業を依頼
↓
サイトや広告とは異なる高額な費用や事前説明のない費用を請求された
例えば、、、
- 料金について十分な説明を受けないまま作業を依頼し、請求時に料金をめぐってトラブルになるケース
- 「キャンセル可」と記載されていても、高額なキャンセル料を請求されたり、作業を断ったらキャンセル料を請求される場合があるなど、キャンセル料をめぐってトラブルになるケース
トラブルの特徴②
ロードサービス業者から損害保険会社(共済団体)に費用を請求できると言われた
↓
保険金(共済金)が出ない場合がある
例えば、、、
- 上限を超えた分は支払えない
- 保険契約の対象外の費用は保険金を支払えない
トラブルの特徴③
ロードサービス業者の説明や作業内容、金額について消費者自身で判断することが難しい
急な故障等で慌てていることも多く、他の業者からも見積もりを取って検証することも、作業内容や金額の妥当性について、自身で判断することは難しいです。
そのため、ロードサービス業者の主導のもと、作業や契約が進められてしまうケースが多く見られます。
では、事前に防ぐにはどうすればよいのでしょうか、、、
自動車の故障等が生じた場合は、まずは契約している損害保険会社や保険代理店に問い合わせましょう。
自動車保険にはロードサービスが付帯しているケースが多いので、自身の自動車保険の内容をトラブルに備えて日ごろから確認しておくことが大切です。
サイト等の表示や電話で説明された料金を鵜呑みしないようにしましょう。
例えば、「基本料金〇〇円」「〇〇作業料××円から」などど表示されている場合や、電話で金額を説明された場合でも、現場の状況次第でその料金で依頼できるとは限りません。
事前に説明のなかった「緊急対応費」「祝日対応費」などを請求するケースもあるため、どのような作業か、状況によってどのぐらいの金額になるのか、など事前に確認しましょう。
また、現場に来てもらう場合はキャンセル時にキャンセル料が発生するのかについても事前に確認しましょう。
トラブルになってしまったときは、、、
消費生活センター等に相談しましょう!
サイト等の表示額と実際の請求額が大きく異なる場合などは、クーリングオフ等が適用にできる可能性があります。
説明されいない費用やキャンセル料等でトラブルになった場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等に相談しましょう。
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
*最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です
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