One Light News

One Light News 2025.10

先月の終わりごろから、かなり過ごしやすい気温になってきており、これからだんだんと寒くなってくる季節となりました。季節の変わり目ですので、どうか体調にはお気をつけてお過ごしください。

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今回は、10月といばの定番!ハロウィンについてご紹介いたします!

 

【ハロウィン】

毎年10月31日に行われるヨーロッパを発祥とするお祭りのこと。古代アイルランドに住んでいたケルト人が起源と考えられています。

10月31日は、ケルト人の大みそかであり、夏の終わりと冬の到来を告げるお祭り「サウィン祭」を行う日です。死者の霊が家族の元へ帰り、悪霊や魔女が町を訪れると信じられていました。人々は悪霊を追い払うために仮装したり、魔除けのたき火をたくことで、驚かせて追い払うことを思いつき、やがて、キリスト教の文化圏にも広がっていきました。

現在は本来の宗教的な意味合いは薄れ、多くの国々で民間行事として楽しまれています。

また、ハロウィンの語源は、「All Hallows Day(万聖節)」の前夜に行われるお祭りであることから、All Hallows Eveと呼ばれ、それを短縮して発音した「Halloween(ハロウィン)」が通称となっています。

 

【仮装する理由】

前述したように、ハロウィンには先祖の霊と一緒に悪霊たちも、この世にやってくると信じられていたため、作物に悪さをしたり、子どもをさらったり、人間たちに悪運をもたらす悪霊から身を守るために始まったのが仮装です。

魔女やゴースト、ゾンビ、ドラキュラ、ガイコツなど、怖い怪物やお化けに仮装し、悪霊を怖がらせて追い払うのが、昔からの習わしとなっています。

また、悪霊と同化することによって、悪霊がもたらす災いを遠ざける意味もあるようです。

 

 

【かぼちゃを飾る理由】

目と鼻をくり抜いて、中にキャンドルを灯したかぼちゃのランタンは、ハロウィンの定番のシンボルで、「ジャック・オー・ランタン」という名前です。

ジャックとはアイルランドの物語に登場する男の名前。生前、ケチで悪いことばかりしていたジャックは死後、天国にも地獄にも行くことを許されず、暗闇の中をランタンの火だけを頼りに安住の地を探してさまよい続ける、というお話です。物語の中ではカブを使っていますが、アメリカにハロウィンが伝わってからかぼちゃに変わったそうです。

怖い顔にくり抜いて窓辺などに飾ると魔除けの役割を果たし、悪霊を怖がらせて追い払えると言い伝えられています。