保険の加入を検討しているときによく聞くことの多い「三大疾病」。
その次ぐらいに聞いたこともある「8疾病」。
今回は、8疾病についてどのようなものかをご紹介いたします。
8疾病とは?
8疾病とは以下で紹介する8つの生活習慣病のことで、入院患者数の約3割を占めているとされています。
また、治療の長期化や、重症化が心配される病気です。
1.がん
がんは、正常な細胞の遺伝子に傷がついて突然変異を起こした細胞が増え続けて腫瘍を作り、臓器の機能を低下させてしまう病気です。
がんは全身のほとんどの臓器に発生する可能性があります。
2.「脳」の病気
脳の血管が詰まったり破れたりすることで、脳の細胞が損傷してしまう脳血管疾患。
くも膜下出血・脳梗塞・脳出血などがあり、総称して「脳卒中」とも呼ばれています。
3.「心臓」の病気
「心疾患」と呼ばれている心臓の病気のうち、心臓の筋肉に血液が行き渡らなくなる「虚血性心疾患」が患者全体の4割を占めています。
- がん
- 「脳」の病気
- 「心臓」の病気
の3つは「三大疾病」ともいわれており、こちらの投稿で紹介しております!
また、がんについてはこちらの投稿にてさらに詳しく紹介しておりますので、ご参考にしてください💡
4.「大動脈」の病気
心臓から出てすぐの血管で、体の中央にある大動脈。
全身に栄養を運ぶ重要な部位ですが、突然死を招くような重大な疾患が起こることもあります。
大動脈とは
大動脈は体の中心やや左、胸骨の裏あたりから腰のあたりまで続いています。
全身に向かう血管が分岐しており、多くの血液が流れています。
- 大動脈瘤:大動脈の壁の弱い部分がコブ(瘤)のように膨らんでしまう。自覚症状がないまま大きくなる場合が多い。
- 大動脈解離:大動脈の壁が裂けて血液が流出してしまう。何の前触れもなく突然、胸や背中の激痛とともに起こる。
5.「腎臓」の病気
腎臓の細い血管が障害を起こす病気で、初期段階では自覚症状が現れにくいのが特徴です。
自覚症状が現れた時は、悪化が進んでいる状態です。
腎臓とは
血液をろ過して、体の中にたまった老廃物などを尿と一緒に排出し、体の中の環境を正常に保つ重要な器官です。
- 慢性腎臓病:尿の異常や尿たんぱくが出る状態が続く。腎臓の動きが60%以下に低下する。
- 慢性腎不全:腎機能の回復が見込めない状態になる。
6.「糖尿病」の合併症
糖尿病はインスリンの作用不足により、血糖値が高い状態が慢性的に続く病気です。
特有の合併症として、糖尿性神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病性腎症があげられます。
糖尿病の三大合併症
- 神経障害(感覚障害・運動障害・自律神経障害):神経に障害を起こすだけでなく、免疫力の低下が加わって感染による炎症をまねきます。
- 目の障害(網膜症):目の網膜に広がっている毛細血管が傷ついて、血管が詰まったり出血したりします。
- 腎症:腎臓は細い血管が多く、血管が傷つくことで腎機能が低下します。
7.「膵臓」の病気
膵臓に何度も炎症が起こると、膵臓の細胞が壊されて硬くなり、機能が低下します。
その結果、食べ物を消化する働きと体内の糖分をコントロールする働きが衰えていきます。
膵臓とは
膵臓はみぞおちの少し下、胃の後ろにある臓器で、栄養の消化に必要なホルモンを出しています。
その代表は、血糖を下げるインスリンと、油を分解するリパーゼです。
- 急性膵炎:アルコールや胆石が原因で、膵液が過剰に出て、膵臓自体を破壊してしまう状態。激痛を伴い、死亡することもある。
- 慢性膵炎:過度の飲酒や膵炎の繰り返しで、膵臓の機能が弱ってしまった状態。慢性的な腹痛を繰り返し、消化不良や糖尿病を引き起こす。
8.「肝臓」の病気
ウイルス感染や生活習慣の乱れから慢性肝炎を発症することがあります。
発症すると肝臓の細胞が破壊され続け、肝臓本来の働きが果たせなくなっていしまいます。
肝臓とは
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれています。
症状が出るころには、病気が進行した状態となっている場合があります。
〇ウイルス性肝炎
- B型肝炎:B型肝炎ウイルスが原因の肺炎です。注射針の使いまわしや性交渉で、体液や血液から感染する。また出産時に母子感染を起こすこともある。
- C型肝炎:C型肝炎ウイルスが原因の肺炎。輸血や針の使いまわしで、主に血液から感染する。感染力は弱いが、慢性化しやすい特徴がある。
- アルコール性脂肪肝:多量の飲酒を続けたことで、解毒の過程に異常が生じ、肝臓に脂肪がたまった状態。
- 非アルコール性脂肪肝疾患:肥満・糖尿病・脂質異常症などにより、肝臓に余計な脂肪がたまった状態。非アルコール性脂肪肝炎も含まれます。
ご相談ください
8疾病の治療を受けるにはまとまった資金が必要となる場合があります。
だからこそ、事前に備えておくことが大切です😌🌼
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